MONEY & WORK
変化するキャリアとの向き合い方は?「自分がしたいことに向き合うことが大切」Pizza 4P's創業者・高杉早苗さんインタビュー
執筆者:相馬香織
Qサイバーエージェントの社員だった高杉さんは、夫で同僚の益子さんの駐在でベトナムに渡りましたが、会社員から異国で「駐妻」となったことでどのような経験をしましたか?
「初めての海外暮らしがベトナムで、さらに子どもも生まれたばかりだったので、初めのうちは、どこで何を買えばいいのかもわからず、生活に基盤を整えることに必死でした。ただ、子どもがいたことで『ママ友』の日本人ネットワークが広がっていく感じがとても新鮮で楽しかったです。しかし、子どもが少しずつ大きくなっていくにつれて、離乳食を作ったりしながら子育てに奮闘していても、仕事とは異なり、フィードバックがないことが辛くなった時期がありました」
Q子育ては「孤独」と言われることもありますよね。
「そうですね。さらに、駐在員というのは仕事がとても忙しくて、益子さんも帰りが遅かったりしたので、毎日一生懸命、家事や育児をこなしても誰も褒めてくれないし、誰とも会話してない日々が続いていたのです。ある日、携帯を見ながら離乳食をあげていたら、それを益子さんに『よくないと思う』と指摘され、その言葉にもカチンときて言い争いになったことがありました。社会とのコネクションが感じられないのがとても辛く、フラストレーションが溜まっていたのだと思います。そのときに『ああ、私は外とのつながりを持って、何かを頑張ることや、仕事をすることが好きなんだ』と気づき、早く仕事に戻りたいなと思っていました」
この記事を書いた人
出版社勤務ののち、拠点をベトナムに移しフリーランスのエディターに。海外で数々の取材をこなす。インスタグラムでは旬のベトナム情報を発信。
Instagram:@_kaori.soma



