【新NISA】FPがやさしく解説! 旧NISAと新NISAの違いを分かりやすく表で説明
執筆者:InRed編集部
新NISAのポイントや、旧NISAから何が変わったのか? 特徴を表にして詳しく説明します。
非課税保有限度額の無期限化と投資枠の拡大で、さらに実用的な制度に
旧NISAから新NISAになって、何が変わったのでしょうか? 新NISAのポイントは、NISA制度が恒久化され、非課税期間が無期限になったことです。旧NISAには、5年もしくは20年という期限があり、出口戦略を考える必要がありましたが、新NISAはその必要がなくなりました。
また、旧NISAでは「つみたてNISA」と「一般NISA」のどちらかを選択する必要がありましたが、新NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という名称に変更され、年間の投資枠がそれぞれ120万円、240万円に拡大したほか、併用もできるようになりました。つみたて投資枠で購入できる金融商品は、つみたてNISA同様、金融庁が認めた投資信託のみです。具体的には、手数料が低水準など長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託に限定されています。
一方、成長投資枠は、投資信託に加え、上場株式なども購入できます。個別株を購入できるので、株主優待も受けられます。ただし、高レバレッジ型投信など、購入できない商品もあります。
なお、現在の新NISAは2022年12月に発表されたものであり、それ以前は「2階建ての新NISA」が適用される予定でした。ネット等では古い新NISAの情報も残っていますので、注意してください。
〈参考にしたのはこの本!〉
知ってる人だけ得する!今からそなえる新NISA
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〈教えてくれたのはこの人!〉
横山光昭(よこやま・みつあき)さん
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表。「消・浪・投®」の家計管理と投資を両輪に資産形成を目指す。家族マネー会議も有名。相談件数2万6000件超、著作174冊、メディア出演も多数。
監修/横山光昭 編集/ECLIPSE Workshop 文/林 雄一郎 イラスト/ひらのんさ
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この記事を書いた人
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