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【30代の選択肢】移住FP × InRed編集長が語る「結婚」と「栃木暮らし」
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執筆者:InRed編集部
仕事も恋も全力で頑張ってきた30代。ふと立ち止まり、「このままでいいのかな」と感じる瞬間はありませんか。『InRed』編集長・橋爪尚子が、移住FP仲西康至さんをゲストに迎え、30代女性の結婚と暮らしについて語り合います。「地方移住」と考えるとハードルが高いけれど、「暮らしを広げる」という発想で選択肢に加えてみると、見えてくるものがあるのかもしれません。
Profile
仲西康至(なかにし・こうじ)
移住プランナー/ファイナンシャルプランナー
国内でも数少ない“移住専門FP”として18年以上活動し、これまでに2,500組以上の移住相談に対応。住まい選びから仕事、家計設計までトータルで支援してきた。著書に『移住を成功させる5STEP』『雪国に移住 住宅選びのテクニック20選』など。地方暮らしを現実的な選択肢として提案する専門家。
橋爪尚子(はしづめ・なおこ)
『InRed』編集長
山梨県出身。2009年に宝島社入社後、『steady.』編集長を経て、2022年8月より『InRed』編集長に就任。ファッションや美容に加え、ライフスタイルまで幅広く、30代女性に向けて等身大で役立つ情報を届ける誌面づくりを手がけている。
「このままでいいのかな?」と立ち止まる30代女性の本音
橋爪「30代って、ふと立ち止まる瞬間が増えてくる気がするんですよね。将来のこととか、お金のこととか、働き方とか……。“これでいいのかな?”って考えたり。転職しようかな、とか、引っ越そうかな、とか。その延長線上に結婚のことがあったりして」
仲西「わかります。私は移住専門のファイナンシャルプランナーとして長年相談を受けてきましたけど、最近は30代の独身女性が、まさにそういう“見つめ直し”のタイミングで来られることが増えてきたなと感じていますね」
橋爪「東京って刺激も多いし、仕事も楽しいし、ある意味すごく便利な街じゃないですか。でも、20代の頃みたいに勢いだけで走れなくなってきて、将来のことを考え始めたときに、“あれ、このままでいいのかな”って一度自分の人生を考え直すのは、自然なことだと思うんです。
『時間に余裕がない』『お金の不安がある』から、『結婚や出産を考える余裕がない』っていう声も、よく聞きますね」
仲西「実際、私のところに来られる相談の中にも、『東京で子育てするイメージが湧かない』という方はいらっしゃいます。時間に追われる毎日を変えたい。そんな気持ちがきっかけで相談にいらっしゃる方も多いですね」
頑張るほど、なぜか疲れてしまう。30代の婚活リアル
橋爪「将来のことを考え始めたときに、そのタイミングで婚活を始める女性も多いですよね。婚活っていえば、今はもうアプリで探すのもスタンダード。アプリで出会うこと自体に、ほとんど抵抗がなくなっています。
気軽に始められるからこそ、実際に取り組んでいる人も多いし、すごく一生懸命に取り組んでいる人もいる。でも……何事もそうですが、うまくいくかどうかはその人のタイプによる部分も大きいと思うんです」
仲西「頑張っているほど、思うように結果が出ないと落ち込んでしまいますよね。“婚活疲れ”という言葉もよく耳にします。」
橋爪「そうなんです。婚活だけに集中できるわけじゃないですし、仕事もしなきゃいけないし、生活も回さなきゃいけない。もともと忙しい毎日のなかに、新しいタスクがひとつ増えるような感覚ですよね。真面目な人ほど、どんどん疲れてしまうこともあると思います。
それに、アプリって仕組み的に条件で絞られるじゃないですか。女性だとやっぱり年齢とか。もちろん自分も条件で相手を見ているんですけど……それでも、“切られているな”って感じてしまう瞬間があったり」
仲西「お互い様なんですけどね。数字で判断されている感じがしてしまう」
橋爪「そうそう。良し悪しはあるんですけど……頑張るほどしんどくなってしまうこともあるんじゃないかなって思います」
「地方だと、出会いのバランスが違う…らしい?」
仲西「移住の相談をしているとですね、『地方に行ったら、出会いって増えますか?』って聞かれること、実はけっこうあるんです。私は結婚相談所の人間じゃないので、断定はできないんですけど(笑)。ただ、地方に移住して、その後ご結婚された方は、これまでたくさん見てきましたね」
橋爪「それ、ちょっと希望が持てる話じゃないですか。でも、どうしてそういう声が出てくるんですか?」
仲西「ひとつは“バランス”の話です。東京都への転入・転出のデータを見ていくと、就職のタイミングで、地方から東京に出てくるのは女性のほうが多い、という見方ができるんですね」
橋爪「なるほど。東京は女性が集まりやすい、裏返すと、地方には男性が残りやすい構図があるかもと。ってことは……婚活する上での理論上は、女性側にちょっと有利、ってことですか!?」
仲西「あくまで“傾向”ですからね(笑)。でも、さっき話していた“条件で切られてしまう”っていう婚活の話でいうと……東京だとライバルが多くなりがちな“条件のいい人”に、地方だと案外すっと出会えることも、あるかもしれない。……かも、ですよ?(笑)」
とはいえ、結婚は「条件」だけじゃない
仲西「とはいえ、もちろん結婚でいちばん大切なのは条件じゃない、というのは大前提です。
私がこれまで、地方に移住して結婚された方をたくさん見てきて感じるのは……地方って、人との距離が近いぶん、価値観とか生活スタイルが伝わりやすいんですよね。
一緒に過ごす時間の中で、自然とその人の“日常”が見えてくる。だから、“条件”というより“人となり”で見てもらいやすい環境になりやすいんじゃないかなと思います」
橋爪「たしかに。結婚したあとの生活のイメージも湧きやすそうですね。
日々の暮らしが見えるというか……一緒に過ごす風景が想像しやすいと思います」
環境を変えると、未来の選択肢が増えていく
仲西「そうですね。見ていて思うのは……地方に移住して、新しいことに挑戦したり、時間に追われる生活から少し距離を置いて、自分の時間を大切にするようになった方って、すごく生き生きされていて。
そうすると自然と人とのつながりも広がっていって、それが出会いにつながっているんじゃないかな、と感じることがあります」
橋爪「なるほど……。もし今の生活の中にモヤモヤしたり、考え直したい部分があるとしたら、それって結婚だけで解決できるものじゃないですもんね」
仲西「そうなんです。実は、こんな例があって。去年の秋に、30歳の女性が東京から長野県の山あいの地域に移住されたんです。
その後どうですか?って聞いたら、『田舎は人との距離が近いぶん、表面的な会話が減って、逆にストレスが少ない』『東京の友達は減ったけど、今のほうが孤独を感じない』っておっしゃっていて」
橋爪「それ、すごくわかる気がします。都会って人は多いのに、ふとしたときに孤独を感じる瞬間、ありますよね」
仲西「もちろん、地方はコミュニケーションが大事です。都会で人付き合いが大変だから、田舎で“誰とも関わらずに”のんびり……というのは、実は逆で。
でも、地域の中で関係づくりを丁寧にしていけた人は、だんだん居心地がよくなっていくことも多いんですよね」
橋爪「結婚で何かを解決する、というよりも……暮らしの状態そのものが整っていくことで、結果として人生が前向きになる、みたいな感じですね」
仲西「まさにそれです。東京の環境にもし窮屈さを感じる部分があるとしたら、それって結婚だけで解決できる話じゃないですから」
「地方移住」ではなく、「暮らしを広げる」という考え方
橋爪「正直、“移住”って聞くと、ちょっと身構えちゃいますよね。今まで積み上げてきた仕事とか人間関係とか、全部を一気に変えて『はい、ゼロから』っていうイメージがあって」
仲西「でもコロナ以降、在宅ワークが広がって、移住は“ゼロか100か”じゃなくなってきたと思うんです。仕事は東京のまま、住まいは地方。必要なときだけ出社する。そんな暮らし方が、今は珍しくなくなってきました。
相談でも、二地域居住だったり、住まいだけ移してリモートワークで仕事は続ける、という方は確実に増えています。特に東京から近いエリアだと、現実的な選択肢になりますね」
橋爪「たしかに。InRedのスタッフの中にも、千葉や神奈川の自然が多い場所に引っ越した人がいて。撮影がある日は東京に出てくるけど、普段は仕事終わりに海沿いを散歩したり、地元の友達と集まったりしていて……なんだかすごく生き生きとして見えます」
仲西「住んでみると、思っていたより通勤が負担じゃないエリアもありますしね。少し距離ができることで、オンとオフがはっきりするのもメリットかもしれません」
橋爪「“全部変える”じゃなくて、“暮らしをひとつ増やす”って感覚なら、ぐっと現実味が出てきますね」
30代女性にとっての「栃木県」という選択肢
仲西「その“暮らしを広げる”という考え方の具体例として、今回ご紹介したいのが栃木県です。東京に通えるエリアはいくつもありますが、今回は“婚活”というテーマもありますから、県として婚活支援に力を入れている点も含めて、注目したい場所ですね」
橋爪「栃木……。正直、神奈川や千葉、埼玉と比べると、ちょっと遠いイメージがありました」
仲西「そう思われがちなんですが、例えば宇都宮から東京までは新幹線で最短約50分。
都内で通勤している感覚と、そこまで変わらない方も多いですよ」
橋爪「え、それは思っていたより近い。リモートワークと組み合わせたら、かなり現実的ですね」
仲西「もうひとつ意外に知られていないのが、働く場所の多さです。
自動車関連などの製造業をはじめ、大手企業の拠点も多くて、平均所得が全国でも上位に入る年もあります」
橋爪「へえ……。“自然が多くてのんびり”だけじゃないんですね」
仲西「これはあくまで冗談半分ですけど(笑)、婚活の文脈でいうと“条件のいい人”に出会える可能性も、高いのかもしれません」
橋爪「急に現実的な話(笑)。でも婚活視点でいくと、それはちょっと惹かれますね(笑)東京だとライバルが多くなりがちなタイプの方に、地方だと案外すっと出会えたり⋯なんて想像しちゃいますね。
栃木県内の企業に転職するという選択肢があるという点でもいいですよね」
仲西「選択肢があるのはいいですよね。それに、“田舎すぎるのはちょっと……”っていう人にも向いていると思います。
栃木は緑豊かな自然がある一方で、人口10万人以上の市が複数あって大体のものはそろっています。宇都宮はLRTが走っていて、場所を選べば車がなくても暮らせます」
橋爪「ペーパードライバー的にはありがたいです」
仲西「県都である宇都宮市は、2024年の共働き子育てしやすい街全国第2位、2025年は全国第4位となりましたが、5年連続トップ5にランクインしており、子育て支援制度が充実していることも、InRed世代の方に進めたいポイントですね」
橋爪「結婚の後の、出産・子育てまでイメージしやすい」
仲西「それから、これは相談者さんの声なんですが、東北出身の方で、『東北の実家と東京の間くらいがちょうどいい』という方がけっこういらっしゃるんです」
橋爪「わかります、それ。両親のことが気になったり、東京から離れたい気持ちがあっても、東北に戻るのはちょっと遠くて決心がつかない。でも、“東北の実家と東京の間”みたいな距離感ならちょうどいい。東京の友達にも会えるし、実家のことも気になったら帰れる」
仲西「それ、まさに“暮らしを広げる”発想ですよね。東京を捨てるでもない、地元に戻るでもない。間に“置ける”場所を増やすという感覚。
栃木県は新幹線の駅も複数ありますし、東京にも実家方面にも動きやすい。 “人生の拠点をひとつ増やす”場所として考えると、かなり現実的だと思います」
橋爪「今すぐ答えを出さなくてもいいけれど、“こんな選択肢もあるんだ”って頭の片隅に置いておくだけで、気持ちが少し軽くなる気がします。もうひとつ拠点を増やす未来を、ふっと想像してみる。 そんな風に考えられるのが、まさに“暮らしを広げる”ってことなのかもしれませんね」
まずは一歩|栃木県のマッチングサービス
橋爪「ここまで聞いてきて思うのは……“地方で婚活しよう!”って気合を入れるというより、選択肢をひとつ増やす、くらいの感覚がちょうどいいのかもしれませんね」
仲西「実は栃木県って、県として婚活事業にかなり力を入れていて、県が運営する会員制のマッチングサイトがあるんです。また、移住を考えるきっかけだけでなく、出会いにもつながるバスツアーを実施していて、そうした取組をしている自治体は、実はそれほど多くないんですよ」
橋爪「県が運営しているって聞くと、安心感ありますね。
ここまで聞いてきて思うのは“婚活の場所を地方に移す”とか、“移住を前提にする”とか、そこまで大きく考えないでいいということ。
婚活に少し疲れてきたな……というときは、普段と違う環境に身を置いてみると、視野が広がることもあります。
仲西「そうですね。出会いの選択肢を少し広げてみる、そんな感覚でいいと思いますよ」
橋爪「週末トリップの延長で行ってみたら、思わぬ出会いがあったり……なんてことも、ありそうですね」
栃木県運営の婚活応援サイト VERY MATCHING!はこちら
しあわせのヒントは、案外“地方”でみつけられるのかもしれない
結婚や将来のことを考え始めたとき、つい今の暮らしの中だけで答えを探してしまいがち。
でも、もし「ちょっと疲れたな」「未来が見えづらいな」と感じたときは、選択肢を増やしてみることで、気持ちが楽になったり、それまで見えていなかったものが見えてきたりするかもしれません。
地方に住むことや婚活をすることは、“今の生活を完全に変えること”でも、“すべてをリセットすること”でもなく、少し視野を広げてみること。
東京へのアクセスのよさや働く場の多さ、子育てしやすい環境がそろう栃木県は、そんな“暮らしを広げる”選択肢として、現実的で取り入れやすい場所。
県が運営するマッチングサービスのように、安心して一歩を踏み出せる仕組みがあるのも心強いポイントです。
出会いも、結婚も、暮らしも――今いる場所だけがすべてではない。少し視点を変えることで、これからの人生の風景が、思いがけず広がっていくかもしれません。
しあわせのヒントは、案外“地方”で見つかることもあるのかもしれませんね。
VERY MATCHING! とちぎ結婚支援センター
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Photo=Tomoko Yonetamari Text=Reika Ibi
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この記事を書いた人
「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。
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