【高山 都 健やかで美しい秘密】毎日のルーティーン編
美しく、ポジティブでいられるにはちゃんと理由がある!
屈託のない笑顔にしなやかなボディ、そしてポジティブでチャーミングな人柄で、歳を重ねるごとにより一層美しくなっていく高山都さん。幸せオーラ輝く彼女の美しい理由を探ります。
自分と向き合うルーティンで必要なものを取捨選択できた
カジュアルな私服や健康的なライフスタイルを綴る高山さんのインスタグラム。そんなSNSの印象とは裏腹に、一時は周囲が心配になるほど気持ちが沈んでいた時期もあったそう。「気づかぬうちに頑張りすぎて、心身ともに大きく崩してしまったことをきっかけに、試行錯誤しながらも“循環すること”が大切だと気づきました。もちろんアップダウンはありますが、自分がポンプのようになってマインドを循環させるんです。マインドが停滞すると何をやっても滞っちゃうし、受け身になり“やらされている感”の中で生きることになってしまいます」 高山さんがたどり着いた、マインドの循環には自愛が一番大切だそう。「疲れている時にSNSを見ると、どんどん自分の正解の場所がわからなくなるので、そういう時ほど一人の時間を大切にしています。お風呂に入ったり、ランニングや料理をしたり。気持ちと時間をすべて自分に向けて、自愛します。常日頃のルーティーンも自分のため、例えば部屋を片付けることも自分が心地よく過ごしたいからだし、体をいたわることも自愛の一つ。そうして自分自身と徹底的に向き合うことで、本当に必要なものを取捨選択することができました。旦那さんと出会い、結婚することになったのも、いいマインドの循環かもしれません」
ルーティーン1.忙しくても出かける前に必ずベッドメイキング
帰ってきた時に家の中が汚い状態なのが嫌だという理由から、どんなに急いでいる朝でも出かける前に必ずベッドメイキングをするのが習慣。「疲れて帰ってきて、早く休みたいと思った時に、ベッドに洋服が出しっ放しだったり、布団が起きたままの状態だったりして整っていないとさらに疲れますよね。でも、出かける前にたった1分でもベッドメイキングしておくだけで、帰ってきた時の気持ちが全然違う。どんなことでも自分がやったことは自分に返ってくるので、面倒くさいな〜と思ってもやっておくだけで、自分の機嫌がよくなるんだと思います」
ルーティーン2.目覚めた時に目に入る気分を高める家具を置く
1年ほど前に今の家に引っ越した際、家具を一新。「インテリアのプロフェッショナルな方々に意見をいただいて揃えた家具は、特にテイストを揃えているわけではありませんが、今の自分にとって心地よいと感じているものばかり。目覚めた時に、大好きなものや美しいものがすぐ視界に入ると、それだけで幸せな気持ちになり、いい一日のスタートをきれるような気がします」
お気に入りのオーダーメイドの椅子
素材をすべてオーダーして作ったという〈リッツウェル〉の椅子は、糸島の職人による手仕事で制作された温もりを感じることができる
探し求めていたヴィンテージチェスト
〈ヨハネス・アンダーソン〉のヴィンテージチェストは、ずっと探していたのですが、ようやく気に入ったものに出会えました。
毎日エネルギーをもらえる木工スツール
家のいたるところに置いている、木工作家の〈ナルキ タカハシ〉のスツール。毎日木からエネルギーをもらっているような気がします。
ルーティーン3.部屋の一角に花を飾り美しい空間をキープ
いつもたくさんの花が飾られている印象の高山さん宅。「花があると、ちょっと整頓しようかなとか、無意識に花が似合う部屋にしようとするんです。元気がなかったり、お水が濁っていたりすると、忙しすぎて手をかけてあげられなかった自分にハッとしたり。インテリアの一部というより、自分が毎日を気持ちよく過ごすために必要な指針となっているかもしれません」
撮影=田形千紘 スタイリング=河野素子 ヘア&メイク=鎌田真理子 取材・文=齋藤美穂子
※InRed2022年8月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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