【吉高由里子のソウル旅】アートに触れながら今の韓国のムードを体感〈Art編 vol.1〉
女優・吉高由里子さんと、今訪れたい韓国ソウルの新定番アドレスを巡ります。
旅先でアートシーンに触れることで、その土地の文化を体感でき、より旅を満喫できるもの。「海外に来た時の方が美術館を訪れることは多いですね。余韻を残すようなぜいたくな空間の中を、一歩一歩、想像しながら歩く時間が好きです」(吉高さん)〈Art編 vol.1〉
刺激と心地よさが調和したコンテンポラリーな空間
世界的建築家が設計した建物に現代アーティストたちが大胆に息を吹き込み、空間を作品として演出する未来的なアートが魅力。常設展の韓国伝統美術とのギャップも面白い。
〈AREA:漢南洞〉
リウム美術館
住:60-16, Itaewon-ro 55-gil, Yongsan-gu
☎02-2014-6900 営:10:00~18:00
休:月曜日 Instagram:@leeummuseumofart
※要事前予約
イエローに圧倒されるオラファー・エリアソンの『Gravity Stairs』。大きな光の輪は太陽を意味する。
逆円錐形建築のらせん階段に現代アーティストのキム・スジャがフィルムを貼った『To Breathe』。天窓から降り注ぐ光による、オーロラのようなまばゆい光のアートが見られる。
韓国の作家の器からポップなミュージアムグッズまで取り扱うショップ。
外から見る建築やオブジェも見応えあり。
現代アートに触れられる国立の大型ミュージアム
枠にとらわれない多彩なジャンルの現代アートの企画展を見られる。趣向を凝らした展示空間をはじめミュージアムショップやカフェ、中庭もあり複合文化施設として楽しめる。
〈AREA:三清洞〉
国立現代美術館ソウル館
住:30, Samcheong-ro, Jongno-gu
☎02-3701-9500 営:10:00~18:00
(水・土 10:00~21:00) 無休
Instagram:@mmcakorea
レンガ作りの建物は1950年以前に建設され、病院や保安司令部として使用されていたものをリノベーションしたもの。趣深い歴史のある建物を見ながら中庭を散歩したい。
いろいろな表情を見せる館内をのんびり散策。
ひと味違う、遊び心のあるお土産が見つかるミュージアムショップ。
Photograph=YUJI TAKEUCHI〈BALLPARK〉 Styling=Keiko Miyazawa〈WHITNEY〉 Hair & Make-up=RYO Coordination=Shinhae Song〈TANO International〉
※記事内のデータは2023年9月25日現在での情報です
※InRed2023年11月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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