【吉岡里帆】インタビュー付き 本命ブランドのガチ買いコートを着こなす
執筆者:長嶺葉月
アウターの新たな着こなしが新鮮なマインドを宿してくれる
0代の日常に寄り添うリアルなコートスタイルを披露してくれた吉岡里帆さん。
「自分の中でチャレンジだったのは、レザーのフリンジアウターでした。フリンジモチーフは最近よく目にするようになっていて、着てみるとやっぱり個性的ですし、ボーイッシュな佇まい。レザーが柔らかくて、羽織ってみると軽いので着やすいのも魅力でした。インパクトのあるアイテムだからこそ、着こなしの技が光るなと感じます。インのストライプシャツは首元まできっちりボタンを留めて、ウエストまわりはちょっとラフに。ボトムがスウェットパンツという組み合わせも絶妙でした。イザベル・マランのハンサムなコートも、中はオールホワイト。ケーブルニットと裾からのぞくスカラップのコットンレースが可愛くて。着用したコーデの中で、着てみることで印象がガラッと変わったのが、パトゥのブラックコーデでした。華やかなピンクのブラウスが一見モテ系と思いきや、身につけるとレディだし、モードな雰囲気で。顔周りのクシュッとしたデザインが、オールブラックのアクセントになっています」
中でも、吉岡さんが“まさに今の気分”と気に入ったのが、表紙カットのスタイリング。
「MM6のデニムのセットアップにノーカラーのオーバーサイズコートをざっくりと羽織ったスタイルが、自分の中ではすごくグッときました。コートは端正でキレイなデザインなのに、中はデニムっていうのがツボ。アウターの袖をくしゅっとロールアップして、中からデニムをのぞかせているのも可愛いですし、改めてセンスは細部に宿るものだと実感しました」
MODEL:RIHO YOSHIOKA
PHOTOGRAPH:YUMA KURAMOTO(Pygmy Company)
STYLING:MAKIKO IWATA
HAIR & MAKE-UP:TOMOE NAKAYAMA
INTERVIEW & TEXT :HAZUKI NAGAMINE
※InRed2024年12月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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