30代のお仕事服の正解って? カジュアル派の大人に“ちょうどいいお仕事服”を探る!
執筆者:InRed編集部
仕事の手際もファッションもこなれてくる30代。きちんと感も洒落感も手に入れたい…そんな願望を叶えるべく、まずは30代のお仕事服事情をリサーチします!
サバ見えしない30代の
オフィスカジュアルって?
私たちが考えます!
会社員 辻 瑞貴さん
メーカー勤務。通勤服は、ベーシックに自分らしさを足すことを意識。
ライター 渡辺麻衣子さん
サバ見えしない、大人なオフィスカジュアルを模索中。
会社員 小濱庸子さん
基本的にカジュアルメイン。働くシーンでのTPOはしっかり徹底。
会社員 熊本 薫さん
PR関連で働き、打ち合わせも多め。動きやすさと上品さはマスト。
大人のオフィスカジュアルは
上品さとこなれ感が重要!
渡辺:20代の頃と比較して、オフィスファッションに対する変化はありましたか?
小濱:職業やキャリアステージによっても異なると思いますが、20代の頃と比べて、30代の今、自分自身のオフィスファッションには上手にカジュアルを取り入れられるようになってきたと実感します。年齢や経験を重ねたことで、裁量権が大きくなったことも理由のひとつかも。
辻:肩の力の抜き具合や、決してだらしなく見せずにこなれて見せる着こなしテクなどは自分流に心得てきた気がします。先輩らしいこなれ感は演出したい。
熊本:昔は服装も人目を気にしていて目立ちすぎないように心がけていたけど、同じ会社に長く在籍していると、緊張感がなくなりつつあるのも事実。とはいえ、ビジネスなので、仕事のシーンにふさわしい上品さや清楚感は欠かせない条件です!
辻:そうだね、そこは最低限守りたいところ。例えば、仕事で着られる「シャツ」も、まじめになりすぎずに、でもオフィスで浮かないものを選んだり。ファッションアイテムの選び方も30代になってわかってきた気がします。
渡辺:ルールはあるけど、その中で自分らしい着こなしを楽しんでいるのですね!
辻:多様性の時代といわれる昨今、仕事でも個々がよりフォーカスされるようになったからこそ、服装でも自分らしさは程よく取り入れたい、と思う人が増えている印象です。
小濱:あとコロナ禍でオンラインが増えたことで、画面越しで見たときに品よく華やかに映るかどうか、顔映りの大事さなども気にするようになりました。
渡辺:確かに! トップスの重要性を感じますね。
熊本:画面上もオフラインも、共通していえるのは、かっちりしすぎなくてもいいけど、ちゃんと人目は気にすることが大切かなと思います。
辻:相手への配慮は大事だよね。こなれ感があってお洒落で、誰が見ても不快感を抱かない、オフィスカジュアルが理想的ですね。
Photograph=Yutaro Yamane〈TRON〉(model)、Maya Kajita〈e7〉(still) Styling=Yoshimi Fukada Hair&Make-up=Konomi Kitahara〈KiKi inc.〉 Model=Yu Hirukawa Edit&Text=Maiko Watanabe
※InRed2024年10月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。
KEYWORD
この記事を書いた人
「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。
Twitter:@InRed_tkj
Instagram:@inrededitor