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【ナイアシンアミド】肌悩みにマルチに効く万能成分!|30代から始める!現役化粧品研究員が解説するエイジングケア成分図鑑
執筆者:InRed編集部
肌の年齢サインに気づき始めるタイミングの30代に向けて、「現役化粧品研究員としくん」がおすすめのエイジングケア成分を解説する本企画。第2回は、「ナイアシンアミド」について教えていただきます。
教えてくれたのは……
堀江俊貴さん(現役化粧品研究員としくん)
現大手メーカー研究員歴10年。「現役化粧品研究員としくん」として、YouTubeを中心に研究員目線での化粧品解説や美容情報を発信中。美容迷子撲滅のため、自身の美容メソッド「ABCメソッド」を取り入れたスキンケア「One st.(ワンエスティ)」を手掛ける。
“悩みのデパート”な30代の肌の救世主「ナイアシンアミド」
シミ、毛穴、乾燥、くすみ、小ジワ…。30代になると、肌悩みは単独ではなく“複数”でやってきます。だからこそ、今回ご紹介する「ナイアシンアミド(ビタミンB3)」は、まさに救世主。「マルチに効く」「副作用が少ない」「どんな肌にも寄り添える」そんな魅力を持つ成分です。
連載第1回でご紹介した「レチノール」も30代の肌悩みにマルチに働いてくれますが、ナイアシンアミドはさらに「肌への刺激が少ない」という特徴があります。レチノールが合わない人や妊娠中・授乳中で使えない人は、ナイアシンアミドがおすすめ。僕が提案する「ABCメソッド」の軸足になるような成分です。
ABCメソッドについては、こちらの記事をチェック!
ナイアシンアミドは“優しい万能型”成分
ナイアシンアミド(ビタミンB3)は、シミ改善(色素沈着の抑制)はもちろん、毛穴、小ジワの軽減、肌荒れ防止、皮脂コントロールなど、複数の作用メカニズムを持つ“万能型”。研究報告も豊富で、美白、シワ改善、肌あれ防止といった効果が、医薬部外品の有効成分としても認められています。
レチノールよりも肌への刺激が少なく、朝も夜も使えて、敏感肌の人でもチャレンジしやすいのが大きなメリットです。
ただし、どんな成分も即効性があるわけではありません。「塗ったその日から肌が安定する」というよりは、数週間かけてじっくり底上げしてくれるイメージ。できれば使い始めたアイテム1本を使い切るまで、根気よく続けてみてください。
この記事を書いた人
「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。
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