エイジングケア、美容医療、肌悩み……イガリシノブさんに聞く!大人の美容迷子の抜け出し方
体や肌に変化が訪れて、美容に関するルーティンがブレブレになってくる30代。ビューティ巧者のヘア&メイク・イガリシノブさんが、迷える女子の悩みに答えます。
答えてくれるのは…イガリシノブさん
ヘア&メイクアップアーティスト。常に新しくキャッチーなルックを生み続ける達人。独創性あふれるテクニックとアイテム使いで、新機軸のビューティを発信。
Q1_InRed読者の先輩として、30代からこれだけはやっておいたほうがいいというスキンケア、ありますか?
A_スキンケアより先に、根幹を鍛える!
「美しい肌は内側から! 運動でインナーマッスルを鍛えるとか、腸活をするとか、表面だけでなく、体の内側を改善する習慣をつけよう」
Q2_どんなに疲れていても時間がなくても、肌のために 「これやっちゃダメ!」 なことがあれば、教えてください!
A_日焼け。あと、シャワーだけですませるのはダメ
「紫外線はあらゆる肌トラブルのもとだから、日焼け止めはマスト。体を温めてめぐりをよくすることも大事。湯船には毎日つかって」
Q3_敏感肌で肌が荒れやすいのが悩み。イガリさんも敏感肌と聞きました。お手入れのアドバイスがほしいです
A_スキンケアもメイクも、工程を減らそう!
「摩擦で肌に刺激を与えるのがよくないから、何事もシンプルなステップですませているよ。なるべく肌をいじらないことが大事だと思う」
Q4_普段メイクをされていて、30代・40代で肌がキレイだな~という人に共通していることってありますか?
A_肌をこすっていない!
「キレイな人はみんな、肌をこすらないように気をつけてるって。あと、家の中もキレイ。想像だけど(笑)。生活って顔にも表れるよね」
Q5_最近ほうれい線の存在感がすごくて(涙)。解消法があったら知りたいです
A_頭皮マッサージをやってみて!
「顔と頭はつながっているから、頭皮マッサージが効く! あとは、冷えに気をつけたり、口内ケアをして、体や口周り全体を立て直して」
Q6_美容医療が気になるのですが抵抗があって……。イガリさんは、美容医療についてどう思いますか?
A_全然アリ。通って当然の場所だよ
「むしろエイジングサインは美容医療に頼って解消するのが一番だと思う。思い切って飛び込んで、よく通うスポットにしてしまおう」
Q7_30代後半になって、肌のエイジングを実感して悲しくなります……。元気になれる一言をお願いします!
A_年齢を重ねた肌って色気があるんだよ♥
「少したるんでボリュームが減った顔も、色気があって案外いいものだよ。あとは、美容医療に頼るために、働いて稼ごう!(笑)」
Q8_若い子の間でトレンドのメイクって、30代はどこまで取り入れていいのでしょうか。30代のメイクの最適解がわかりません
A_30代は若いです!(笑)
「30代なんてたるみ知らず、シミ知らずでまだまだ若いよ~。気になるメイクテクや流行りのコスメは、どんどん取り入れちゃって!」
Q9_肌の透明感がなくなったな~って感じます。メイクで解消することってできますか?
A_ラベンダー色のコスメがおすすめ
「下地やハイライターなど、ラベンダー色のベースアイテムを取り入れて。透明感とほんのり血色も纏えるから、InRed世代に推し!」
Q10_シミにくすみに隠したいものが多すぎる……。どうすれば明るい肌になれますか?
A_シミはレーザーで取る! くすみはもとから断つ!
「手っ取り早く、シミはレーザーで取ってもらっちゃおう。くすみ解消には、いいものを食べて運動して、ちゃんとお風呂につかってよく寝る、といった日常のルーティンが物を言う!
Q11_30代の魅力を引き出すために、一番頑張るべきパーツってどこですか?
A_髪、頭皮が大事!
「印象を決める髪自体に加え、頭皮は顔のたるみにも影響するのでちゃんとケアを。シャンプーは適当に選ばず、いいものを使おう」
撮影=三瓶康友(人物) 取材・文=山本葉子
※InRed2023年3月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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