透明感のある肌に近づくには?【スキンケア、ベースメイク、リップが決め手!】
「透明感のある肌になりたい」――。多くの人がそう思ったことのあるのでは? だけど「透明感」の定義ってちょっと曖昧……。そこで、人気ヘア&メイクの𠮷﨑沙世子さんに、「透明感」の正体、そして理想の肌に近づく方法を伺います。スキンケア、ベースメイク、リップメイクの3方向からのアプローチ法を指南。
教えてくれるのは……𠮷﨑沙世子さん
ヘア&メイクアップ アーティスト。最新コスメを巧みに取り入れた今っぽい洒落メイクが大人気。こなれた肌作りにも定評あり。
誰もが憧れる「透明感」の正体とは……?
そもそも肌に透明感があるとはどのような状態のこと? 可視化できないその本質をひもときます。「まず、肌表面に光が巡り、内からにじむような柔らかなツヤを湛えていること。そして、肌トーンが明るく均一であること。それには、みずみずしく潤っているのはもちろん、毛穴などの凹凸が目立たず、キメが整っていることも大切。肌表面がなめらかだと光を美しく反射して、明るさや透けるような質感、すなわち透明感につながります」(𠮷﨑さん)
【1】スキンケアでなめらかな素肌に整えておくのが要
「さまざまなトラブルが増えてくる大人の肌は、スキンケアで透明感を損なう要素を極力軽減しておくことが必要です。保湿が大切なのはもちろん、肌をにごらせる要素を取り除いてなめらかにするステップも重視」(𠮷﨑さん)
【2】最小限のベースメイクで輝きと明るさをブースト
ベースメイクで透明感を演出するには、とにかく厚塗りは厳禁。美しい素肌が持つ透け感、自然なツヤを再現できるよう、必要な部分に最小限にのせましょう。清潔感を損なうノイズは、ピンポイントで消去して」(𠮷﨑さん)
【3】透明感を高める色と質感のリップで肌色が冴える
「ポイントメイクで重視したいのは、肌の透明感まで高められるリップ。青みのある色、コントラストのつくディープカラー、みずみずしくツヤめくグロスなど、肌色がより冴える色と質感のものを選びましょう」(𠮷﨑さん)
撮影=tAiki ヘア&メイク=𠮷﨑沙世子<io> スタイリング=永岡美夏 モデル=石川恋 取材・文=山本葉子
※InRed2023年5月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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