知らないと後悔!UVケアの落とし穴と正しい対策方法とは…!?

執筆者:InRed編集部

自己流の塗り方をしていたり、気づかないうちに紫外線を浴びていたり……。UVケアの意外な落とし穴を、コスメコンシェルジュの小西さやかさんが指摘! 今年は隙のない完璧な対策で、肌を守り抜いて!

【落とし穴1】
塗る量が足りてない人が多い! 量をケチったら効果も半減します!

「日焼け止めをしっかり効かせるには“塗る量”、そして“二度塗りすること”が大切。クリームタイプならパール粒大(直径7〜8㎜)を2回、液状なら1円玉大を2回に分けて塗りましょう。2回に分けることでムラづきがなくなり、隙間から紫外線が入り込むのを防げます。先に塗った日焼け止めがなじみ、ヌルつきがなくなったら2度目を」(小西さん)

【落とし穴2】
盲点は「こめかみ」! 頰と同じくらい焼けやすいんです

「顔の中で最も紫外線が当たりやすいのは“頰”というのは広く知られていますが、じつはこめかみも頰と同レベルの紫外線量を浴びています。塗り忘れてしまうと気づかないうちにメラニンが増え、「いつの間にシミがこんなに……」という事態にも! 日やけ止めはもちろん、SPF入りの下地やファンデーションもこめかみまでしっかり塗りましょう」(小西さん)

【落とし穴3】
少しの油断でもダメージ大!うっかり焼けに注意

「紫外線は上から降り注ぐだけでなく、地面に当たってはね返る“反射光”や大気中の微粒子に当たってあらゆる方向に反射する“散乱光”としても肌に届きます。つまり日が昇る朝の5時頃から日が落ちる19時すぎまで、日差しに直接当たっていなくても紫外線を浴びている、ということ! 思わぬ日焼けをしないためにもUV対策を徹底」(小西さん)

こんなNG習慣、やってしまっていない?

  • 朝6時のゴミ出しの時は、日焼け止めを塗らない
  • 日焼け止めの塗り直しをせず、18時に退社する
  • あごの下や首まで日焼け止めを塗っていない
  • くもりの日だから……と、日焼け止めを省く
  • 在宅ワークの日は日焼け止めを塗っていない

教えてくれたのは…小西さやかさん

「日本化粧品検定協会」代表理事。化学的な視点から美容法やコスメを評価するスペシャリスト“コスメコンシェルジュ”としても活躍する。

Photograph=Kazuteru Takahashi〈KONDO STUDIO〉 Text=Sachiyo Katayama

※InRed2024年5月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

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この記事を書いた人

「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。

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