【骨格診断メイク】ストレートタイプは、ラインや濃い色を効かせる
骨格診断を基に、生まれ持った魅力を生かしたメイクを解説。ストレートタイプは凛とした雰囲気を目指してメイクして!
教えてくれたのは……
ファッション・ビューティ コラムニスト/骨格診断アナリスト 棚田トモコさん
ファッション・美容ライターとして活躍する傍ら、骨格診断のディプロマを取得。培った知識と経験で、魅力を引き出すスタイルを提案。
直線的なラインで引き締め、凜としたキレイめな印象に
「肌にパンとハリがあるストレートは、メイクにはシャープな要素を加えることで凜とした美しさが引き立つタイプ。眉やアイラインは直線的・横長を意識しながら描き、キリリと引き締めるのが魅力アップの鉄則です。肌にはシェーディングで陰影をつける、リップは濃い色を選ぶなど、他にもメリハを高めるためのTIPSを投入。また、質感をツヤツヤさせすぎると派手見えするので、セミマットからマット系のテクスチャーですっきり上品にまとめて」(棚田さん)
使ったアイテムはコレ!
1.
極細ライン×グレージュでまつ毛の影になりすまし、クールなまなざしを演出。カネボウ シャドウジェルライナー SG2 ¥3,520(カネボウインターナショナルDiv.)
2.
自然に肌に溶け込み、さりげなく骨格を引き立てる。ラグナ ブロンジングパウダー 00 ¥5,280(NARS JAPAN)
3.
シアーな発色で自然に立体感と血色をオン。&be プレストチーク シームレスベージュ ¥2,420(Clue・9/15発売)
4.
濃密マットに彩り、洒落顔を生むディープブラウン。パワーマット リップスティック 105 ¥4,840(NARS JAPAN・9/29発売)
HOW TO MAKE-UP
横長なアイラインで、キリッとしたなまなざし
アイメイクはいろいろ盛らず、シンプルに。まぶたには自然な陰影をつけ、直線的なラインでくっきりとキワを引き締めるのがポイント。
<HOW TO>ベージュ系シャドウで軽く陰影をつけ、アイライナー1でキワに太めにラインを引く。目尻はスッと横に5㎜ほど延長。
淡い影色シェーディングで、輪郭を引き締め丸顔回避
ハリがあるため、顔が丸く見えやすいので、シェーディングをルーティンに。自然に溶け込む影色でシャープに入れ、さりげなく引き締めて。
<HOW TO>ブラシで2を耳前に底辺が水平な三角形になるようにオン。残った色を薄くフェイスラインにものせ、輪郭を引き締める。
ベージュチークをなじませ、さりげない血色をプラス
チークは色をあまり際立たせず、ほんのり血色がアップして顔色がよく見える程度に。形は丸くならないようにし、横長を意識するのがベター。
<HOW TO>ブラシにベージュ系のチーク3を取り、小鼻くらいの高さに、横長の楕円状になるように薄くふんわりとのせる。
顔立ちのメリハリを高めるマットなブラウンリップ
引き締め感のある濃い色が似合うので、ブラウン系のリップをチョイス。質感はマットにすることで、今っぽく洗練されたムードになる。
<HOW TO>4を下唇にグリグリとじか塗りしてしっかりと色づけてから、唇をすり合わせ上唇に色を移す。指塗りで整えて仕上げる。
撮影=柴田フミコ(モデル) ヘア&メイク=イワタユイナ スタイリング=永岡美夏 モデル=岡本あずさ 取材・文=山本葉子 イラスト=moeko
※InRed2023年10月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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